初参人形
初参人形
衣装人形
初参人形(ういざんにんぎょう)
別・参内稚児(さんないちご)

作品名 | 初参人形(ういざんにんぎょう) |
分類記号 | i048 |
年代 | 江戸時代後期 |
寸法 | H275 W160 D90 |
解 説
初参人形(ういざんにんぎょう)とは、皇族の男子が初めて天皇に拝謁(はいえつ)する「御初参内(おはつさんだい)」で、天皇から贈られる人形です。
初参(はつさん、または、ういざん)は、男子が3歳になると行われる儀式で、初めて天皇に拝謁し、天皇から「男子」であることを認めてもらうものです。初参人形は、この儀式を祝い、男子の健やかな成長を願って贈られます。
初参人形は、裃を着て正座する少年の姿が一般的です。髪型は「髷(まげ)」で、頭に「烏帽子(えぼし)」を被っています。また、足元には「草履」を履いています。
初参人形は、江戸時代から作られており、現在も皇室に伝わる初参人形がいくつか残されています。